キャテリーから猫を飼うためのアドバイス

キャテリーから血統種を飼う上での心構え

キャテリーにもさまざまですがここに載せているキャテリーは高い意識をもって
純血種の交配と販売を行っています。

1.値段について
開示しているキャテリーもありますがしていないキャテリーもありますので値段は気になるところですね。
しかし先走って値段を聞かない方がいいと思います。
それはブリーダーたちは値段で比較されることを嫌うからです。
まずはその子が気に入ったかどうかを考えてから最後に値段を聞きましょう。

2.その血統種がいいと思う理由
どのキャテリーも繁殖している猫種を一番に考えて販売しています。
特にCFAやTICAへのショーへ出陣しているキャテリーはこだわりを持って繁殖をしています。
ですので、その血統種がなぜ欲しいのか、どうして好きなのかなどを
アピ―ルすることがキャテリーが安心できる材料となります。
意識が高いキャテリーほど、安心して販売ができるお客様を求めます。
こだわりと気持ちがあればブリーダーに伝わることと思います。

3.パパママを見せてもらいましょう
その子のパパ猫とママ猫を見ることは必須です。
必ず見せてもらえるキャテリーに見学に行きましょう。
別室などに案内するブリーダーは怪しいと思って間違いないです。
パパママたちの環境をチェックすることはとても大事なことです。

4.兄弟もあわせて見せてもらいましょう
一緒に生まれた兄弟を見せてもらえるのもキャテリーならではです。
2か月間は兄弟で遊ぶことがねこの社会化期にはとても大切です。
元気な姿をチェックしてください。
もし兄弟がいない場合は同腹の兄弟もチェックできるといいですね。

5.男の子と女の子の違いを聞きましょう
品種によっては男の子と女の子の体格の差がある種もあります。
そして性格などの傾向も聞くようにするといいですね。

6.病気のことや遺伝子検査を聞きましょう
男の子と女の子ではかかる病気も違う場合がありますので
過去の子どもたちの病歴なども聞けるといいですね。
パパママが遺伝子チェックをしているか聞くことは重要です。

 

 

必要要件

  • ねこの飼育可能な住居にお住まいであることが大前提です
  • ご家族全員の賛同を得られているまたは十分に話し合いができていること
  • 現代社会は完全室内飼いでの飼育があたりまえになっています
  • 責任を持って終世飼育できる方(ねこの平均寿命は15年くらい)
  • 一般のマンションでは3頭前後が適切数です。一戸建の場合はその限りではありません。
    家族の人数と生活環境を熟慮した上で飼育をすることが、人にもねこにも、暮らしやすく快適に過ごすためです。
  • 去勢、避妊の実施
  • 定期検診(年1回のワクチン、肛門腺絞り等)の実施
  • 疾病、体調不良などの場合適切な治療を施せること
    (ねこは保険がききませんので高額な医療費がかかります)
  • 誤飲誤食に十分注意すること
    (特にひも、リボン、ゴム等、細かいもの)
  • 隠れられる場所や箱などの設置
  • 爪とぎが体に対して縦と並行と使い分けられると家具などの被害を最小に抑えられます

必要な道具

  • ブラッシング道具(コーム、ファーミネーター、スリッカー等)の用意
  • お手入れ用品(ねこ用爪切り、シャンプー、リンス等)
  • 食器、水入れ
  • トイレ
  • ベッドやマット
  • キャットタワー
  • 爪とぎ
  • おもちゃ

おすすめグッズについて「ねこの飼育グッズ」をご参照ください。

ワンポイントアドバイス

★ゲージはあったほうが望ましいです。
理由は5つ
  • 万が一の避難にも備えられる
  • ハンモックをつれるので便利
  • いたずら防止や一時的な隔離場所として使用できる
  • いつでも新鮮な水道水を与えられること
  • 脱走防止の工夫

季節ごとの対処

  • 冬はあたたかくできる場所の確保
  • 夏はエアコンを使用

人が快適と思える環境がねこも快適に過ごせる環境です。

食べ物

  • ねこ専用フードのみ与えること(総合栄養食品と明記のドライフード)
    ウエットフードをメインにしないこと
  • 人間の食べ物は与えないこと
    (人間用鰹節や煮干しは塩分が多いので与えないこと、ネギやチョコレート、イカなども与えると毒になります)
  • 観葉植物やユリも中毒になります
  • おやつはドライササミや茹でたササミなどを小指大くらいが適切な量です。
  • 個体差もありますが好きなね子にはねこ草を与えてみましょう

猫と人間の年齢換算表

ネコ
(年齢:歳)
ヒト
(年齢:歳)
1ヶ月 1
2ヶ月 3
3ヶ月 5
6ヶ月 9
9ヶ月 13
1 17
1歳半 20
2 23
3 28
4 32
5 36
6 40
7 44
8 48
9 52
10 56
11 60
12 64
13 68
14 72
15 76
16 80
17 84
18 88
19 92
20 96

記載されている情報は大まかなもので、参考程度にご利用ください。
獣医師広報板(平成21版) – 犬と猫の年齢換算表より